独自ドメイン化するメリットとデメリット
おはようございます、まんまるです(・ω・)
昨夜から今朝にかけても、やはり嫌な夢ばかり見てしまいました。
もう寝てられません。
ってことで、起きて朝から記事を書くことにしました。
あまり眠れていないせいか吐き気が止まりませんが、記事を書く手も止まりません。
今回は、昨日の記事で宣言していたとおり、独自ドメインに関するお話です。
nanakorobi-joshi.hatenablog.com
ドメインについて
ドメインとは、一言で表すとインターネット上の住所のようなものです。このはてなブログの場合だと、「hatenablog.com」ですね。
そもそも、インターネットに接続するためには、IPアドレスが必要になります。このIPアドレスは「192.168.1.1」というように数字で表されており、インターネットに接続するコンピュータ一つ一つに固有のものが割り当てられます。重複することはありません。(社内LAN等組織ネットワークについてはその限りではありません)
つまり、インターネット上の各ホームページ等にアクセスする場合には、アクセスしたい先のIPアドレスを入力すればよいのです。
とは言うものの、数字だけで表されているIPアドレスで検索するのは煩わしい。というか識別するのが難しい。
そこで、私たち人間が識別しやすくするため、IPアドレスを「○○.com」等の文字列に置き換えたものが、いわゆるドメインです。
そんなドメインには、いろんな種類があります。
ドメインの種類
「○○.com」「○○.net」「○○.co.jp」「○○.ne.jp」「○○.jp」は特に有名ですね。
これらドメインの種類は、TLD(トップレベルドメイン)ごとに、大まかに2つに分類されています。
- gTLD(汎用トップレベルドメイン)
gTLDは、どこの国や地域でも取得・利用ができるドメインです。
有名なものですと、「com」「net」「org」があります。
- ccTLD(国別トップレベルドメイン)
ccTLDは、gTLDとは反対に国や地域ごとに割り当てられるドメインです。
日本では「jp」、アメリカ合衆国では「us」、イギリスでは「uk」が割り当てられています。
尚、日本独自の「jp」ドメインは、さらに以下のとおり分類されています。
「jp」ドメインの種類
種類 | 汎用JPドメイン |
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例 | 「○○.sample.jp」「○○.日本語.jp」「○○.まんまる.jp」 |
条件 | 日本に住所がある方であれば個人であろうが法人・組織であろうが誰でも何個でも取得・利用可能 |
種類 | 都道府県型JPドメイン |
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例 | 「○○.tokyo.jp」「○○.京都.jp」 |
条件 | 汎用JPドメイン同様、日本に住所がある方であれば誰でも何個でも取得・利用可能 |
種類 | 属性型JPドメイン |
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例 | 「○○.co.jp」「○○.ne.jp」 |
条件1 | 組織の種別ごとに区別されたドメインのため、それぞれで条件が異なる |
条件2 | 1つの組織で取得・利用できるドメイン名は1つのみ |
では、属性型 JPドメインについて深く掘り下げていきます。
ドメイン | ○○.co.jp |
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条件 | 日本国内で登記を行っている会社のみ取得・利用が可能 |
ドメイン | ○○.or.jp |
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条件 | 財団法人、社団法人、特定非営利活動法人、協同組合、 公的な国際機関、外国政府の在日公館のみ取得・利用が可能 |
ドメイン | ○○.ne.jp |
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条件 | 日本国内のネットワークサービス提供者(プロバイダ等)が 取得・利用可能。1サービスごとに1つのドメイン名を取得・利用可能 |
ドメイン | ○○.ac.jp |
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条件 | 高等教育機関および学校法人(18歳以上を対象とする 教育機関)が取得・利用可能 |
ドメイン | ○○.ad.jp |
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条件 | JPNIC(社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)の 会員となっている組織が取得・利用可能(※1) |
※1:ADドメイン名(AD.JP)の登録管理について - JPNIC
ドメイン | ○○.ed.jp |
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条件 | 初等中等教育機関(18歳未満を対象とした教育機関)が 取得・利用可能 |
ドメイン | ○○.go.jp |
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条件 | 日本の政府機関や各省庁所管の研究所、特殊法人、 独立行政法人が取得・利用可能 |
ドメイン | ○○.gr.jp |
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条件 | 個人や法人により構成される任意団体が取得・利用可能 |
ドメイン | ○○.lg.jp |
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条件 | 地方公共団体と、それらの組織が行う行政サービスが 取得・利用可能 |
はい、たくさんありすぎて混乱しますね。書きながら心が折れそうになってます←
これら属性型JPドメインは、定められた上記条件が該当しなければ取得ができないので、ドメイン取得申請する際はそれを証明する書類が必要になってきます。
co.jpドメインを取得したいのであれば、登記事項証明書等を提出し、「日本国内で登記を行なっていますよ!」と証明しなければなりません。
また、先ほども述べましたが、属性型JPドメインは1つの組織につき1つのドメインしか取得ができません。
たとえば、「まんまる株式会社」を設立し、「manmaru1.co.jp」と「manmaru2.co.jp」という2つの「co.jp」ドメインを取得しようとしても却下されます。(ただし、"組織名が変わった" "会社が合併した" "事業譲渡を行なった" 等、特別な事情で新たな「属性型JPドメイン」を取得しなければならなくなった場合は、認められるケースもあります。)
尚、汎用JPドメインや都道府県型JPドメイン、gTLDドメインについては取得数に制限がないので、「まんまる株式会社」で「manmaru1.co.jp」と「manmaru1.jp」「manmaru2.jp」「manmaru3.com」を一度に取得・利用することは可能です。(あまりメリットは感じられませんが)
はい、属性型JPドメインについては、こんなかんじです。
法人様向けに書いている記事ではないのになんでこんなに書いてしまったんだろう・・・
せっかくなので、いろんな学校や企業、組合、政府機関系のホームページのURLを見てみてください。お願いします。
「あ、ac.jpだ!こっちはor.jp!内閣府のホームページはやっぱりgo.jpなんだ!」って感じてください。
お願いします。
独自ドメイン化のメリット
はい、ようやく本題です。長引かせてすみません。
独自ドメインを持つことによるメリットは、以下の点かなと個人的に思ってます。
- 取得したドメイン名によってはURLがシンプルになる
- サイトが勝手になくなるという心配がない
- Googleさんに評価してもらいやすい(SEO的に有利になる)
- 読み手に信用されやすい
では、各メリットについてサラッと書いていきます。
1)取得したドメイン名によってはURLがシンプルになる
「nanakorobi-joshi.hatenablog.com」と「nanakorobi-joshi.com」どちらがシンプルか?
後者ですよね。
シンプルということは、「覚えてもらいやすい」というメリットに繋がります。
2)サイトが勝手になくなるという心配がない
はてなブログに限った話ではありませんが、利用している無料ブログサービスの提供が突然終了してしまったら・・・?
私は涙を流します←
無料ブログサービスを利用させていただいているということは、その会社のドメインを借りているのと同じです。
その点、独自ドメインでブログを運営していれば自分でドメインを廃止しない限りなくなることはありません。
3)Googleさんに評価してもらいやすい(SEO的に有利になる)
はてなブログさんはたしかにドメインパワーがあります。とてもあります。アリよりのアリよりのアリまくりです。
実際、私のこんなしょうもないブログでも検索エンジンからの流入が時々あります。
間違いなく、はてなブログさんのおかげです。
しかし、Googleの検索結果の1ページ目で、同一ドメインのページを掲載する件数は限られているようです。
なぜなのか?
Googleさんの方針だからです←
つまり、はてなブログのブロガーさんたち全員が良質な記事をどれだけ書こうとも、「hatenablog.com」という同一ドメインを利用している限り、本当に限られたほんのわずかなブロガーさんの記事しか検索結果の1ページ目に表示されないのです。
はてなブログ内で1位2位を争うぐらいのレベルにならないと厳しいんだと思います。
そんなの無理です。
独自ドメインであれば、そんな心配は無用です。ドメインは唯一無二なのですから。
4) 読み手に信用されやすい
独自ドメインでブログやサイトをやっているという時点で本気度が違います。
ドメインはタダではありませんし、レンタルサーバーだって用意しなければなりませんから。
はてなブログさんのドメインパワーを借りて検索結果に上位表示されているのと、独自ドメインで上位に表示されているのとでは、やはり後者のほうが信憑性が高まるのではないでしょうか。
独自ドメイン化のデメリット
はい、続いてデメリットですよ。長くなってしまってすいません。
読むの疲れましたよね。もう終わらせますからぁぁあああ
独自ドメインを持つことによるデメリットは、以下の点かなと。(これも個人的な考え)
- 初期費用・維持費用等、コストがかかる
- Googleさんに評価されるまで苦しむことになる
- ドメインやレンタルサーバーを契約してからの設定やら維持管理やらが大変
では、各デメリットについてもサラッと書いていきます。
1)初期費用・維持費用等、コストがかかる
ドメインの新規取得、更新費用がかかります。
レンタルサーバー料金もかかります。(はてなブログProならかかりませんが、はてなProの利用料金がかかります)
2)Googleさんに評価されるまで苦しむことになる
はてなブログさんのドメインから脱出することで、はてなブロガーさんたちとの競争からは逃れられますが、はてなブログさんのドメインパワーをお借りすることはできなくなります。
良質な記事が書けていれば独自ドメイン化することで検索結果に上位表示されるかもしれません。
でも私のブログのような、しょうもない記事であれば、今よりも埋もれてしまいアクセスが減る可能性があります。
吉と出るか凶と出るか。
まぁ、私のブログは今のところ検索エンジンからの流入数は大したことないので変わらないと思います←
3)ドメインやレンタルサーバーを契約してからの設定やら維持管理やらが大変
はてなProなら独自ドメインの設定等だけで済むようなので大変ってわけでもないようですが。
私にとってはProの機能を使いこなすことが大変かもしれません←
結局のところ
はてなPro、やっぱり惹かれる。
各ドメインサービス会社の料金とかサービスを比較してみて、改めて考えることにします。
読みづらい記事を最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました(´;ω;`)
いつの間にかお昼過ぎてました(´;ω;`)
お昼ごはん食べます(´;ω;`)